投資信託シリーズ 第1回(そもそも投資信託とは)

資産運用

みなさんこんにちは

そろそろ釣りシーズンなので準備しながら顔がニヤけてるミントンです。

今回の記事は、投資信託について書いていく予定でしたが、情報量が膨大になるため何回かに分けて情報発信します。

投資信託シリーズ第1回目は投資信託の基本的な概要や基本知識について記事にします。

この記事を読めば投資信託の基本的な知識を学ぶことができます。

それでは目次です

投資信託とは

そもそも投資信託とは、投資家から資金を集め、大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資、運用する商品で、運用成果が投資家の投資額に応じて、それぞれ分配する仕組みの金融商品です。

  • 運用成績は市況によって左右される
  • 投資した次の日、上がることもあれば下がることもある
  • 銀行預金と違い元本は保証されない

投資信託の仕組み

投資信託は「投資信託運用会社」で作られます。

運用会社で作られた投資信託は販売会社(主に銀行・証券会社・郵便局など)で販売され、投資家から資金を集めます。

投資家から集められた資金は信託銀行に保管されます。

運用会社は、集められた資金を投資戦略に沿って、投資の実行、お金の管理を信託銀行に指図します。

このことを「運用指図」といい運用会社がその権限をもっています。

投資信託は、販売・運用・資産の保管などそれぞれ専門の機関が役割を果たすことで成り立っている金融商品です。

それぞれの機関の役割

販売会社の役割

  • 投資家の口座の管理
  • 投資信託の販売や換金・分配金・償還金の支払い
  • 投資家の質問や相談にも乗ったりします
  • 要は投資家と投資信託の間に立つ窓口です

運用会社の役割

  • 投資信託を作り、投資家から集めた資金(信託財産)を運用します
  • 運用会社ではプロの専門家が経済・金融の様々な情報をもとに投資・運用を考えます
  • 運用会社が投資信託おいて最も重要な役割を担っています
  • 運用会社は投資信託の法律上「委託者」になります

信託銀行の役割

  • 投資家から集めた資金を保管・管理します
  • 信託銀行は運用会社の指図により、株式や債券の売買と管理をします
  • 投資家から集めた資金や財産は自社の財産と区別して保管・管理(分別管理)してます
  • 信託銀行は投資信託の法律上「受託者」になります

基準価額とは

投資信託の値段のことを基準価額といいます。

純資産総額÷総口数=基準価額

  • 投資信託の取引単位は「口」です
  • 投資家が購入・換金するときは基準価額で取引されます
  • 基準価額は一日一回、公表されます
  • 公表されるのは投資信託の取引の申し込みを締め切った後になります。(ブラインド方式)

純資産総額とは

投資信託の純資産総額とは組入資産の時価に債券利子、株式配当金等を加えた資産総額から、投資信託の運用費等の負債総額を差し引いた時価総額で投資信託の規模を示しています。

基準価額×総口数=純資産総額

上記の式で純資産総額を大よそ知ることができます。

分配金

投資信託には分配金と呼ばれるお金を、投資信託の決算が行われる際に支払う仕組みがあります。

  • 運用した収益を、保有口数に応じて投資家に分配します(収益分配金)課税対象
  • 元本の一部を払い戻す元本払戻金(特別分配金)非課税
  • 分配金は信託財産から支払うため、分配金が支払われると純資産総額の下落=基準価額が下落します
  • 分配金の支払い方針は投資信託によってさまざまです(月1回、半年に1回、年1回など)
  • 分配金を支払わない投資信託は基本的に純資産総額が大きくなり基準価額も上昇します

まとめ

今回の記事では、投資信託の概要や仕組みなど取り上げてみましたが

意外と解っているようで解らない部分もあり新鮮な感じがしました。

投資信託は、ハードルも低く比較的、投資しやすい投資先になります。

なので基本的な知識が理解していないと思いがけないトラブルになりやすいので今回の記事を参考にしてもらえたら幸いです。

それではまた…

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